2016年 10月 10日
勉強会(2)
勉強会記事のつづきです。
21番染色体は最も小さい染色体。
現在、その中に329の遺伝子情報が
含まれていて全体の1%程度。
その329の遺伝子情報は
中枢神経系の構造や機能
エネルギーや酸素代謝の
活性化に関与することが
近年の研究で発見されているようです。
酸素代謝とはダウン症の方が
早期老化することと関与しています。
例えば
一般の人だと10日で細胞が
生まれ変わるところ
ダウン症だと5日で
細胞が生まれ変わります。
すると、どうなるのか?
細胞が生まれ変わるのは
遺伝子をコピーしています。
わかりやすい例えが
紙面をコピーしたものを
さらにコピー
を何回も繰り返していくと
紙面がだんだん、汚れてきます。
その状態が老化だそうです。
想像すると怖いですよね。
紙面が汚れるのが思い浮かびます。
その汚れるスピードが速いので
ダウン症の方は
20歳位で白髪やしわが
でてきてしまう(早期老化)
となるのです。
また、先天的に心疾患が
ある場合が50パーセント位になります。
乳幼児期に手術した方でも
その後が健康かどうかというと
研究段階のようですが
やはり、疲れやすいとか
心拍が速いという状態が
あるようです。
ダウン症の方が歩いている状態で
心拍を計測すると
一般のジョギング程度の
心拍になっています。
そりゃ~
疲れますよね
姿勢の特徴は
・猫背
・出っ尻(腰の屈曲)
・顎の突き出し
・脚を拡げて歩く
等が筋緊張の低下によって
年齢とともに不適切な身体の
使い方と誤った行動学習によって
形成された特徴です。
ということは????
そうならないようにすれば
特徴的な姿勢には
ならないということです。
実際、講師の先生も赤ちゃん体操や
動作法等が有効と言われていましたので
できるだけ、体の使い方を
リハビリ等で正しく使えるように
練習していけばいいのだと私は
確信し、益々
うまく導いてあげればいいんだと
不安どころか楽しみになりました。
ダウン症児者への支援の基本目標
①健康と体力
②人とうまく関わる力
③学習援助
④青年期・成人期の不適応の気づき・対応
③学習援助は楽しむことを優先に
④家庭、仕事だけじゃなくて
趣味を楽しめる豊かな生活
なんだか、見れば見るほど
どれも一般の人にも
あてはまることだらけだなぁ
と思って、聞いていました。
いつの発育段階でも
無理に何かをさせるのではなく
楽しみながらさせること。
体力づくりも楽しく。
これは、私にも言えることですね。
体力づくりもしたいと
思いつつ
楽しくないと続かないですから。
そして、気づきました。
お母さんが楽しみながら
サポートしてあげれば
体力作りも学習も
遊びに楽しみに変わっていく
んですよね。
沢山のアイデアにより
ただの体力づくりを
遊びに変える!!
楽しくない勉強を
楽しんでもらえる工夫をする。
工夫がわからなければ
誰かに聞けば
いろんな知恵が頂けますよね。
そうやって、沢山の方の
アイデアや知恵が共有できる場所が
やっぱり必要だと
またまた痛感した時間でした。
なんとか、今後そのコミュニティ
を作成するぞ!!
と決意を新たにしたのでした。
意見交換のできる
コミュニティあるといいですよね。
その実現に向けて
動きますのでご協力お願いします。
by wanwanharuumi
| 2016-10-10 13:11
| ダウン症
|
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